和菓子の歴史と分類の難しさについてご存知ですか?

和菓子はいつごろ誕生したの?

和菓子と洋菓子、どちらも我々の生活では普通に見かける物ですが、和菓子とは一体、いつの時代に生まれた物なのでしょうか。江戸時代?戦国時代?いえいえ、実は原型となった菓子は奈良時代にまで遡ります。遣唐使達によって大陸から持ち込まれた「唐菓子」が現代の和菓子にも大きな影響を与えたと言われており、その独特な形状は祭祀に利用されて、とても尊ばれました。その後、時代と共に羊羹などが誕生し、江戸の平和な時代に、京菓子と上菓子で職人達が技巧を競うようになり、現代でも見られる独特な姿の和菓子が誕生したのです。

饅頭は数でも種類でも王様

江戸時代に花開いた和菓子文化ですが、「御蒸菓子御見本」などを見ると、その鮮やかさは現在に勝るとも劣らない美しく独創的な形の物ばかりです。さて、こうした色鮮やかな和菓子とは別に、日常的に目にする饅頭も当然和菓子の部類に入りますが、その数は全国でも膨大で計り知れません。種類として数えても、焼きや蒸しの他、数十種類存在します。菓子職人の数だけ、饅頭の種類や数がある言ってしまっても過言では無いほど多種多様に存在し、和菓子の王様として君臨しています。

本当は難しい和菓子の分類

饅頭は生菓子なのか干菓子なのか、と言われると、一瞬戸惑いませんか?饅頭は生菓子に分類されますが、この生菓子の中でもさらに細分化されており、蒸し饅頭などは生菓子の蒸し物です。栗饅頭は生菓子の焼き物に分類されるなど、焼きなのに生?と疑問も浮かびます。和菓子の分類は菓子の水分量で決められますが、実際にはその限りではなく、羊羹1つとっても、柔らかいかそうで無いか、で分類が変わってしまう程です。我々一般人はとりあえず、好みの和菓子の分類を知っている程度に留めるのが無難そうですね。

ずんだ餅とは東北地方発祥の郷土料理で、茹でてつぶした枝豆に砂糖と塩を加えたものをあんに使っています。